報道ステーションの三島由紀夫を利用した政権批判に疑問の声



三島由紀夫が割腹自決を行った11月24日、報道ステーションで「検証・三島由紀夫事件~45年目の真実~」という題名で特集が組まれ注目を集めた。

VTRに入る前に古舘氏は「私は高校一年でした。秋葉原駅でプラットフォームで他の人が号外を見ている紙面を見てびっくりしました。」と当時の事を思い出し発言し、さらにこう続けた。「一体、45年前に三島由紀夫は何を訴えていたのか?」と。

VTRで流れた陸上自衛隊東部方面総監部の総監室に総監を助けようと突入し三島由紀夫の刀で切られ重症を負った寺尾克美氏の事件当時の緊迫した様子の証言は興味深いもので、「会議室から総監室に二手に分かれて入ろうとしたこと」「森田必勝が総監を拘束していた当時の様子」「おもちゃの刀と思って握ったらすっと引かれ血が溢れでたこと」等、生々しい当時の思い出話(証言)や元楯の会・伊藤邦典氏らの話は関心を持って見る視聴者も多かったようだ。

これらVTRの内容自体に関しては貴重な体験談等が放送された事もあり評価は悪くないものとなった。


報道ステーションが三島由紀夫の演説で字幕付きで流したのは

「去年の10月21日から一年間、俺は自衛隊が怒るのを待ってた。もうこれで憲法改正のチャンスはない自衛隊が国軍になる日はない!建軍の本義はない!」
「自衛隊にとって建軍の本義とはなんだ。日本を守ること。日本を守るとはなんだ。日本を守るとは、天皇を中心とする歴史と文化の伝統を守ることである。」
「男一匹が、命をかけて諸君に訴えてるんだぞ」

という部分で、三島由紀夫の檄文の中で報道ステーションがテロップで大きく流したのは

戦後の日本が、経済的繁栄にうつつを抜かし国民精神を失い」(背景には安保法案可決の際の映像)
国の根本問題である防衛が、御都合主義の法的解釈によってごまかされ
もっとも悪質の欺瞞の下に放置されて来たのである

という部分であった。

これらの映像放送後、報道ステーションのコメンテーターが三島由紀夫に関することで発言をしたが、この発言があまりにも酷いと反発の声が流れることとなった。以下、古舘伊知郎氏と立野純二氏の発言

古舘「半分この人がやった事を考えると冷めるんですよね。暴力ですから。でも半分ぞくぞくする、いい事いってる部分もあるんで。興奮してはいけないんでここれでコメントをひかえますが、立野さんどう思いますか?」

立野「大義に殉ずる美学とかですね、三島の武力に対する異常ともいえる執着、そして最後の振る舞い。それに関して理解も賛同もしません。が、日本という国のありよう日本というアイデンティティをこれほど考えた芸術家はいないでしょうね

古舘「はぁ」

立野「あれから45年たったわけですけども、日本の国防政策を首相がアメリカの議会に報告する。あるいは沖縄に住んでいる日本国民の声よりも米政府の声に耳を傾ける。こんな政府がいる今、国の状態をみたら今三島はなんというか、聞いてみたいですね

古舘「三島は言ってるんですね。このままじゃアメリカの軍隊になっちゃうぞって。国の根本問題である防衛が法的解釈によってごまかされる。これは右も左も関係ない。今と重なっちゃったんですよね」 CMへ

報道ステーションの番組の趣旨で三島由紀夫と意見が一致するのは「アメリカに追従するな」という点ぐらいであると考えられるが、護憲主義の朝日が三島由紀夫の特集を行い、「改憲せよ」「軍隊を作れ」「天皇陛下を中心にした日本の在り方を」「自分の国は自分で守る」という点をうまく回避し言及する事無くなぜか現政権批判につなげるところは違和感を感じる人が多く、「死人に口なし」と言わんばかりの三島由紀夫を利用した朝日のプロパガンダ報道の異常性に反発の声が流れた。
これは三島由紀夫に詳しくない一般視聴者も同じで、「VTR中では上記の発言がテロップとして流れていた」にも関わらず急に沖縄の話や政権批判に繋げるコメンテーターの発言部分には疑問の声が流れた。

檄文や演説の一部をうまく抜き出し安倍政権批判を行う姿は偏向報道以外の何物でもなく故人の発言をまるで本来の意味と違うように使う姿は異常だ。
今回の報道で「朝日系列」は死人の発言でさえもアプローチをかえ偏向解釈してでも自社の政治主張のために利用していく姿が見られる番組態勢に視聴者からは不信感を感じる声がよせられている。

もっとも悪質の欺瞞という三島の一文をテロップで抜き出し立野氏は「今の三島が見たらどう云うだろう」と言ったが、クオリティペーパーとは到底言えず人の思いをふみにじり死人の発言を利用し自社の論調に偏向・変更していく朝日系列こそ一度その言葉に耳を傾けるべき必要性があると考える人が多いようだ。

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