岸井氏の「民意や地方紙の意見で政治を決めるべき」発言に物議



以前、「日本は戦前回帰している。安倍政権が戦時体制づくりをしているのは間違いない。(※1)」と事実無根の推論をサンデーモーニングで断定発言した岸井成格。
本日もサンデーモーニングで持論を展開し話題になっている。

若者デモや反対する新聞社(地方紙)の民意をくみ取り安保法案は白紙撤回するべき。
「安保法案は日本の防衛のためではなくて自衛隊をいつでもどこでも武力行使できるようにするというのが法案の目的。はっきりしている。」
「アメリカの敵が日本の敵になること。アメリカが弱くなってきているから肩代わりするという法案なんですよ。」

というもので、法案の真の目的(推論を断定)と新聞の報道や若者のデモを汲み取り政治を決めていく必要があるという考えを述べた。 議会制民主主義を否定し「声の大きな少数派の意見」で政治を決定していけというのだが、これは先日、ミヤネ屋生放送で橋下氏が痛烈批判した『朝日新聞こそが立憲主義の破壊者(※2)』と同じ論調でこの考え方には共感できないという声が多く流れた。

同時刻に放送されていたフジテレビ新報道2001では中国の抗日記念式典に関して賛成派と反対派のコメンテーターを出演させ討論させるという報道を行っており、世界中(西側)から肯定的に受け止められていない中国の前時代的な抗日式典に関して極めて厳しい報道を行うこととなった。

しかし、岸井成格氏はNEWS23でこの抗日式典に関してほとんど批判することなく
「近隣外交の足場がこれで出来た」
と肯定的に受け取る発言をし中国の常軌を逸した行動に関しては批判せず明らかに中国よりの発言を行っている。

同時刻の新報道では「アメリカまで射程距離がある核兵器(大陸間弾道ミサイル)」の搭載等を動画と専門家のコメント、範囲の表とともに報道を行い客観的に見ても中国が危険な軍事力を持っているかを報道したが『中国を脅威として認識していない岸井氏』の安保法案批判は説得力がかけるものとなっている。

本日のサンデーモーニングでも岸井氏は「ロシア、中国、韓国は日本との戦後処理を戦勝国として終わってない」という事実とは異なる発言を全国地上波で行い視聴者から「?」を頭に浮かばせることとなった。

「憲法違反」と発言する岸井氏はデモや新聞社の意見で政治を決めろと言うが、その発言こそ民主主義の否定という矛盾を生み出しており理解をえる人は少ないようだ。
 
※1毎日新聞・岸井成格「日本は戦前回帰している。安倍政権が戦時体制づくりをしているのは間違いない。」 サンデーモーニングやNEWS23で無根拠の推論を断定し地上波で発信 国民に不安を与え煽動する左派メディアの暴走に非難相次ぐ

※2読売テレビ「ミヤネ屋」でデモ賛美を行う朝日新聞を痛烈批判する一幕 橋下市長「デモで政治を決めるという論調の朝日新聞こそが民主主義を否定している」「立憲主義を否定する朝日新聞、まるで北朝鮮」

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特集ワイド:続報真相 安保法案、これだけの危険 毎日新聞


安全保障関連法案に対する国民の反対の声が強まっていることに対し、菅義偉官房長官は「一部の野党、マスコミから『戦争法案』などと宣伝され、誤解が生じている」と反論する。だが、国民は法案の危険性を理解したから反対しているようにしか見えない。誤解しているのは、政府の方ではないのか。
(中略)
衆院安保特別委理事で、民主党の長妻昭代表代行は、防衛省から入手した「宣誓」を前にこう語る。「憲法を順守し国民の負託にこたえるとあるが、安保法案に国民の半数以上が違憲と言っており、法案に対する納得性はない。それなのに法案を成立させ、快く自衛官を現地に送り出せますか? 自衛官は命を懸けるのに、今のままでは精神的にも肉体的にも厳しい試練を強いられることになる」

 安倍首相は「国民の理解を得られるよう努める」と言う。ならば課題を解決したと胸を張れるまで、安保法案は採決しない。それが民主主義の王道ではないか。
http://mainichi.jp/shimen/news/20150904dde012010003000c.html